名古屋市中村区で整骨院・整体院をお探しなら、中村公園駅から徒歩1分の「くみ整骨院」へ。
全員女性柔道整復師 (国家資格所持)のみの整骨院です
お気軽にお問合せください
070-9025-3331
腰痛~骨盤を後ろからみた図
仙腸関節は滑膜性関節だが、周囲に強力な靭帯が付着しているので動きはわずかである。しかし、このわずかな運動が一側性に制限されたり、仙骨と寛骨の位置関係に異常が生じると腰痛や殿部痛、時には下肢痛の原因となる。
⑴仙腸関節のロック
可動性がある場合、歩行時に段差に気付かずに接地して骨盤に衝撃を受けたり、尻もちをついたりしたときに寛骨がロックされることがある。また、骨盤に強い捻転力が加わった場合は、仙骨が寛骨に対して捻じれた位置になることもある。(位置異常)
⑵関節捻挫と関節炎
仙腸関節に過剰な負荷が加わった場合は、関節捻挫や関節炎になる可能性がある。
⑶位置異常と低可動性、過可動性
負荷によって仙骨と寛骨との間で位置異常が生じると、仙腸関節の正常な運動が妨げられ、炎症が生じなくても痛みの原因となる。症状は過剰な動きがある側に出る場合と、運動制限のある側に出る場合とがある。低可動性の場合には組織の伸張痛が生じ、過可動性があるときには関節への過剰なストレスと筋性防御が痛みの原因になると考えられる。
⑷放散痛と関連痛
梨状筋が筋スパズムを起こすと坐骨神経を絞扼して下肢痛を起こすことがある(放散痛)。また、仙腸関節からの関連痛として下肢痛が起こることもある。