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膝前十字靭帯損傷は、サッカーやラグビーなどのコンタクトスポーツにおいて相手チームの選手にタックルをされて膝をひねったり、バレーボールのジャンプの着地やバスケットボールでの急な方向転換などで膝に過度の負担がかかった時に生じます。スキーなどでも多い膝の「けが」です。受傷後痛みが生じ、しだいに膝が腫れてきます。
膝には4本の靭帯があり関節の動きをコントロールしています。それらが耐えられる以上の宝が加わると靭帯が切れます。前十字靭帯は膝の関節の中にあるので、切れるとそこからの出血が関節にたまるのが特徴です。
診断には徒手的診察が重要です。補助的診断方法としてMRIが役に立つことが多いです。
膝の靭帯(右膝を前方から見たところ)
膝にたまった血液を抜いているところ
切れた前十字靱帯はギプス固定などでは治りません。損傷後1か月ほどで痛みはとれ、日常生活には支障がなくなることがほとんどですが、それは損傷に伴う炎症が落ち着いたのにすぎず、靭帯は切れたままです。スポーツを行わない人ではそのままの状態でも支障がない場合もありますが、スポーツの続行を希望する人には手術を勧めます。近くの腱を採取して靭帯を再建するのが一般的です。
手術後は関節や筋肉の運動などの術後療法(リハビリテーション)が重要です。スポーツ復帰までには通常6ヶ月以上かかります。