名古屋市中村区で整骨院・整体院をお探しなら、中村公園駅から徒歩1分の「くみ整骨院」へ。
全員女性柔道整復師 (国家資格所持)のみの整骨院です
お気軽にお問合せください
070-9025-3331
半月(はんげつ)は膝関節の「大腿骨と脛骨」の間にあるC型をした軟骨の板で、内側・外側それぞれがあり、クッションの役割を果たしています。これが損傷しますと、膝の曲げ伸ばしの際に痛みや引っ掛かりを感じたりします。ひどい場合には、膝に水がたまったり、急に膝が動かなくなる「ロッキング」という状態になり、歩けなくなるほど痛くなります。
スポーツなどのけがから生じる場合と、加齢により傷つきやすくなっている半月に軽微な外力が加わって損傷する場合とがあります。前者では、体重が加わった状態でのひねりや衝撃によって半月だけが損傷するものと、靭帯損傷に合併して起こるものとがあります。半月は加齢に伴い変性するので、40歳以上ではちょっとした外傷でも半月損傷が起こりやすくなります。
原因が様々であるため、損傷の形も様々です。
単純X線(レントゲン)写真では半月は写りません。症状や診察で半月損傷を疑えばMRI検査を行います。MRIは非侵襲性で、半月損傷の病態や合併する靱帯損傷の診断にも有用です。
(接骨院ではX線、MRI検査は行えませんので、医科への紹介をさせて頂いております)
リハビリテーションや抗炎症薬の処方など保存的治療で症状が改善する場合がありますが、改善しない場合には手術を行います。手術法には切除術(損傷した部分を切り取る)と縫合術(損傷した部分を縫い合わせる)の2種類があり、通常は関節鏡を使って行います。
手術後は日常生活(QOL)の向上やスポーツ復帰の為にリハビリを行います。