名古屋市中村区で整骨院・整体院をお探しなら、中村公園駅から徒歩1分の「くみ整骨院」へ。
全員女性柔道整復師 (国家資格所持)のみの整骨院です
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転倒や転落などして肩や腕に衝撃が加わった後、肩に痛みや腫れがあり腕を上げることができない場合に、この骨折を疑います。折れる瞬間にボキッという音を聞く人もいます。ずれが大きいと外観からも骨折を確認することが出来ます。交通事故などで大きな外力が加わった場合には、骨折だけではなく神経も損傷を受けて、手や指がしびれたり動かせなくなることもあります。
鎖骨骨折の単純X線
単純X線(レントゲン)で診断を行います。骨折のずれが小さかったり、鎖骨の外側の骨折では見逃されることもあり、専門医による診察やX線検査にて確定診断します。接骨院では簡易固定をし、連携している整形外科へ紹介させていただき、その後の固定の管理、リハビリなどを担当します。
鎖骨バンド
治療はまず胸を張るように骨折部のズレを整復した後に鎖骨バンドなどによって固定が行われます。
骨折部のズレが大きかったり、骨が外に飛び出すような開放骨折や鎖骨の下にある神経や血管が傷ついているような場合は手術が行われます。手術には、鎖骨の中に鋼線を入れて固定する方法(髄内釘固定)や金属の板を鎖骨にあてて螺子で固定する方法(プレート固定)などがあります。手術をしてもしなくても骨がつくまでには最低4~12週を要します。バンドで固定していても経過によって骨のつきが悪い場合には手術になる場合もあります。この場合、骨盤から骨を採って鎖骨の骨折部に移植することもあります。骨折の治りが悪い場合に、状態によっては超音波や電気刺激などを行い、骨がつく場合があります。骨がついた後、肩が回らない場合にはリハビリも必要となります。但し骨のつき具合でリハビリも変わってくるので始める時期や方法など詳細は主治医と連携相談し、行っていきます。
髄内釘固定した単純X線像
プレート固定した単純X線像
鎖骨バンドとは胸郭を拡大し、骨折部を上から圧迫することによって骨折の断端を合わせて
癒合させて治療するものです。
鎖骨バンド
バンドが上手のつけれない、すぐにずれるという方はバンドの付け方に問題があります。しっかり骨折の断端を把握し、近位断端(骨折部の腕に遠い方)が下に押されるようにバンドをしめます。また背中の中心の覆う部分が上に来すぎないように抑え、マジックテープの部分もたるみがないようにしっかり圧着させます。
また強すぎても皮膚に水泡ができてしまったりもするので、上手にできないときは専門家にやってもらうのも一つの手です。
治療中の医師とまず相談してください。
骨折が重症で入浴の許可がでないときもあります。そのような方は医療従事者が骨折部が動かないように体を把持し、バンドとシャツをとり、暖かいタオルで身体をふきます。そして新しいシャツを着せて、その後鎖骨バンドを装着します。
医師が入浴の許可をだしてくれたら、自宅での入浴がはじまります。詳しい入浴の方法はまたご質問ください。接骨院でも鎖骨バンドの管理のできる院もあります。(当院は可能です。)
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