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組織のダメージに対する生体の防御反応が「炎症」です。炎症は古くから知られている疼痛・発熱・発赤・腫脹の4兆候に加えて機能障害がある。
炎症とは、生体が侵襲に満ち溢れた環境の中で、生き抜いていくために長い時間をかけて獲得してきた防御手段であり、遺伝子によってよく統御された反応形式である。急性炎症がやや長引くと、さらに免疫反応が加わり、防御反応はさらに強くなる。この免疫というのは侵襲に対する防御反応としては非常に高度で、生物の中でも脊椎動物で初めて出現する。
①病原微生物の感染(ウイルス、細菌、カビ、原虫、寄生虫など)
②物理的刺激(熱傷、切り傷、紫外線、放射線など)
③科学的刺激(酸とかアルカリ、オキシダントなど)
④アレルギー
(身体を守るはずの免疫が逆に不利に働く:喘息、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎など)
局所刺激による組織のダメージ(虚血、高温、低温、放射線、中毒、微生物感染などきわめて多数)に始まる
①第一期:循環障害と滲出
②第二期:浸潤と増殖
③第三期:修復
①第一期:障害因子が作用すると局所の細胞組織が壊れる➡局所の肥満細胞からヒスタミン、セロトニンなどの起炎因子を放出➡壊れた組織からブラジキニン、プロスタグランジンなどが出てきて、血管運動刺激を刺激➡細動脈枝が収縮➡静脈の血流が停止➡毛細血管に動脈血が溜まる➡強い充血状態➡起因因子と拡張充血の作用で内皮細胞の隙間が開き、浸透性が亢進して血漿成分が血管外に流出する➡これを滲出という
炎症巣では血漿タンパクや白血球が滲出するのだが、これには一体どういう意味があるのか?
➡白血球遊走とは・・・・病原細菌を貪食するから(食べてしまうこと)(多核白血球)
骨髄由来の単球はマクロファージとなって、組織の破壊されたものや異物を貪食する。血清タンパクには免疫グロブリンや補体が含まれていて病原体を中和したり解毒したりする。
| 線維芽細胞の増殖が盛んに起こり、毛細血管が新生し、肉芽組織が形成される。肉芽組織はやがて実質組織に置き換えられて、炎症組織の再生修復は完了する。 |