名古屋市中村区で整骨院・整体院をお探しなら、中村公園駅から徒歩1分の「くみ整骨院」へ。
全員女性柔道整復師 (国家資格所持)のみの整骨院です
お気軽にお問合せください
070-9025-3331
膝前十字靱帯損傷は、サッカーやラグビーなどコンタクトスポーツにおいて相手チームの選手にタックルされて膝をひねったり、バレーボールのジャンプの着地やバスケットボールでの急な方向転換などで膝に過度の負担がかかった時に生じます。スキーなどでも多い膝の「けが」です。
受傷後痛みが生じ、次第に膝が腫れてきます。
膝には4本の靭帯があり関節の動きをコントロールしています。それらが耐えられる以上の力が加わると靭帯が切れます。前十字靱帯は膝の関節の中にあるので、切れるとそこからの出血が関節にたまるのが特徴です。
診断には徒手的診察が重要です。補助的診断法としてMRIが役に立つことが多いのです。
右膝を前方から見たところ
膝にたまった血液を抜いているところ
切れた前十字靱帯はギプス固定などでは治りません。損傷後1か月ほどで痛みはとれ、日常生活には支障がなくなることがほとんどですが、それは損傷に伴う炎症が落ち着いたのにすぎず、靭帯は切れたままです。スポーツを行わない人ではそのままの状態でも支障がない場合もありますが、スポーツの続行を希望する人には手術を勧めます。近くの件を採取して靭帯を再建するのが一般的です。
下の絵は関節鏡の写真です。
手術後は関節や筋肉などの術後療法(リハビリテーション)が重要です。スポーツ復帰までには6か月以上かかります。