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軽い運動には興味あるけど、運動はどうも苦手…多くの方たちが、そんなふうに思っているのではないでしょうか。運動が大切なことは知っていても、なかなか続けられない…そんな人も少なくないはず。
でも運動って、そんなに大変なことでしょうか。あなたは毎日、立ったり座ったり、歩いたり、何かを持ったりしています。そうした日常生活の動作こそが運動の基本。そこにほんの少しアレンジを加えれば、知らずに運動量がアップし、病気の予防やダイエット、老化防止にも効果があるのです。
運動不足は、日々皆さんが感じている悩みだと思います。日ごろから運動をしている方は、およそ4人に1人。つまりほとんどが、慢性的な運動不足状態ともいえます。
一見健康そうにみえても、運動不足によるからだの不調をかかえている方はたくさんいます。運動不足のうえに、カロリー・オーバー(食べすぎ)が加わると、肥満や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす最大の要因となります。また運動不足は、からだ(肌、骨、内臓、脳など)の老化を早める原因でもあるのです。
健康や若さの維持には、激しい運動は必要ありません。楽な運動、軽い運動でも、十分に効果があります。運動をするときの主なエネルギー源は、 糖と脂肪です。この2つは運動の強度によって、使われる比率が違ってきます。激しい運動では糖が多く使われ、軽い運動だと脂肪が多く使われるのです(ジョギング程度の強さの運動でほぼ50%ずつ)。つまり脂肪を効率よく燃焼させ、肥満や生活習慣病を予防するには、たまに強い運動をするよりも、軽い運動を続けるほうが効果的なのです。
運動は、脳の働きにも影響を与えます。ウォーキングや散歩といった軽い運動をすると、脳の働きが活性化され、記憶力や判断力、集中力などが向上します。
さらに骨は、強い刺激を与えるとダメージを受けますが、軽い負荷を与えると骨をつくる細胞が刺激され、カルシウムの生成が促進されて丈夫になっていきます。日ごろ運動不足の人なら、楽な運動でも十分に効果があることを知っておきましょう。
適度な運動をすると、血液中のコレステロールや中性脂肪を減少させ、反対に善玉コレステロール(HDL)を増やしてくれます。またインスリンの働きをよくして、血糖値の上昇を抑えてくれます。その結果、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の予防に効果があるほか、動脈硬化を防ぐので心筋梗塞や脳梗塞など血管系の病気の予防にもつながります。
運動を続けると心臓や肺、血管などの機能が高まり、からだの隅々まで血液の流れがよくなります。その結果、持久力がついて疲れにくくなると同時に、疲労からの回復も早くなります。骨や関節を丈夫にし、動作をスムーズにする効果もあります。運動によってカルシウムの生成が促進され、骨や関節が丈夫になります。その結果、女性に多くみられる骨粗しょう症を予防することができます。また、からだのバランスや動きを調節する神経伝達物質のドーパミンが活性化されるので、日常生活の動作がスムーズになります。
日本人には生真面目な性格の人が多いせいか、運動を始めるとつい頑張りすぎる傾向がみられます。たとえばスポーツクラブに通っている女性には、会社の帰 りなどに「時間を惜しんで運動をしなければ」という思いがあって、それがストレスになっていることが多いといわれます。中高年者の場合には、張り切りすぎて 足や腰などを痛める例もあります。健康や若さを維持するための運動で大切なことは、楽な運動でいいので「定期的に長く続けること」。忙しいときや風邪を引いたときには、2、3日休んでもかまいません。義務感からではなく、楽しみながらやるのが長く続けるコツです。義務ではなく趣味にすることが大切です。