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久美接骨院
くみ
せっこついん

名古屋市中村区乾出町1丁目4-2 深見ビル1F

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運動期不安定症

症状

足の力や身体のバランス能力が落ちて、歩きにくくなった状態を示す新しい病名です。何かにつかまらないと椅子から立ち上がれないふらふらして歩くときによろける手すりがないと階段の上り下りができない、転びやすくなったなどが主な症状です。

原因

年齢を重ねるにしたがい、足の筋力バランス能力は徐々に低下していきます。運動する習慣のない人ではとくに歩行能力の低下が進み、転びやすくなります。また、膝関節の痛み腰の病気によるふらつきなど、転びやすくなる病気は高齢者に多く、さらには転んだ時に簡単に骨折してしまう骨粗鬆症にもなってきます。

加齢に伴う膝を伸ばす筋力の低下

診断

診断基準(2006年:日本整形外科学会、日本運動器リハビリテーション学会、日本臨床整形外科学会)

運動機能低下をきたす疾患1~11の既往があるかまたは罹患している方で、日常生活自立度あるいは運動機能が機能評価基準1または2に該当する方

運動機能低下をきたす疾患

1、脊椎圧迫骨折および各種脊柱変形(亀背、行動腰椎後弯、側弯など)

2、下肢骨折(大腿骨頚部骨折など)

3、骨粗鬆症

4、変形性膝関節症(股関節、膝関節など)

5、腰部脊柱管狭窄症

6、脊髄障害(頚部脊髄症、脊髄損傷など)

7、神経、筋疾患

8、関節リウマチおよび各種関節炎

9、下肢切断

10、長期臥床後の運動器廃用

11、高頻度転倒者

機能評価基準

1、日常生活自立度:ランクJまたはA(要支援+要介護)

 注)ランクJ(生活自立):独力で外出できる。

   ランクA(準寝たきり):屋内生活では自立できるが、介助なしでは外出できない

2、運動機能:1)また2)

  1)開眼片脚起立時間   15秒未満

  2)3m timed up and go test  11秒以上 

 (椅子から立ち上がって、3m先の目標物を歩いて回り、再び椅子に戻るまでの時間)

予防と治療

原因となった病気に対する治療がまず必要です。治療には薬、手術、リハビリなどがあります。原因となった病気の治療と同様に、バランス体操筋力強化が有効です。バランス体操によって転倒回数が減ること、膝や腰の痛みは運動によって改善すること、などが知られています。腰部脊柱管狭窄症などで歩行が困難な場合でも、杖などを用いて少し前屈みになれば少し歩けるようなら、積極的に歩いてください。変形性膝関節症で膝が痛い場合でも、医師と相談して例えば体重のかかりにくいプール内歩行をするなど、工夫して運動をすることが大切です。ももの筋肉(大腿四頭筋)を強くする運動としては、SLR運動(脚あげ体操)などがあります。

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